like a fate ❤personal history❤

 

❤︎ continuation from last time...

  

老紳士はアメリカに住んでいて、仕事で日本に来ていた。

明日帰るからと、連絡先の名刺を差し出された。

和織は少し戸惑いながら、名刺を受け取った。

 

「あなたの連絡先は教えてもらえないのですか?」

 

和織はメモを取り出し、自分の携帯の番号とメールアドレスを書き込んだ。

 

後日、老紳士からメールが届いた。

件名に「わたしの履歴書」と書かれていた。

 

「お見合いみたい。」

そう和織は思って笑った。

 

メールを開くと、長い彼の履歴が綴られていた。

 

琵琶湖の近くに生まれた彼は、とってもわんぱくで母親と神父様を困らせる子供だったこと。

そして東京の大学に入学。卒業後に渡米。

カリフォルニアの大学院を卒業し、professorとして教鞭に立っていた。

 

しかしある日、僕はバカだと気付き大学を辞め、今はangelをしていると。

angelとは天使ではなく投資家のことだそうだ。

 

様々な起業を考える相手と話し、それがモノになるかを判断する。

必要ならその為の知識などを指導し、自分が投資する場合もあるが、それより企業などと結び付けるほうが最良そうなら、提携及び投資してくれる企業を探す。

 

全てにgoサインが出るわけではなく、長い時間を掛けて話し合っても却下となることのほうが多いと書かれていた。

 

そして彼はバツイチの独身なのだそうだ。

 

読み終わった和織は、とても困っていた。

この履歴書には履歴書で返すべきなのか??

 

返事を送れないでいた。

返信出来ないまま数日が過ぎ、悩む内にまた彼からメールが届いた。

 

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来週、日本に行きます。

会えますか?

神様のサイコロ遊びを目撃した話をしましょう。

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和織は少し考えてこう返した。

 

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I'm looking forward to your story.

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This story will still continue.

この老紳士とのお話は、またおいおい....